DX通信1:当社もDX推進、始めています!
入社してすぐ、直面した課題
東京の大手食品メーカーに勤めていた私は数年前に、祖父の代から創業している当社に入社しました。入社した当時、私が最も困ったことは「お客様からの製造中の製品に関する問い合わせ」でした。例えば、私が事務所の電話で「発注した製品、どうなってる?」といったお客様からの問い合わせを受けると、すぐに工場に走っていき、現場で製品を確認し、また事務所に走って帰り「すでに製造中です!」とお答えします。するとお客様からはさらに「いつぐらいにできそう?」と質問され、また工場に走っていき、現場の作業員に納期を確認する・・・こんなことは日常茶飯事でした。こんな感じで、当時の私は事務所と工場を右往左往する、まるで蕎麦屋の出前のようなことを行っていました(笑)
課題解決のためにIT化を決心
そのような中で、私は「中小の製造業は、なんてムダが多いのだろう。全くIT化できていないんだ・・・」と痛感しました。このような状況ではお客様をお待たせすることも多いため「まずは生産管理をIT化しよう!」と私は決心しました
当社がゼロから開発したDXツール
このような現場からの困りごとを解決するため、東京のシステム会社と共同で、ゼロから、中小製造業の生産現場の見える化とIT化を実現させるためのDXツール「現場管理DX」を開発しました。ツールについての紹介はまた次回に。
専務取締役 DX推進責任者
井上慶一
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